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薫風自南来 Balmy breeze blowing from south

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こんにちは、脱力系茶室 香梅庵です。 庭の梅の木に住み着いた 鶯、ホーホケキョが イマイチ上手くない。 音痴な彼?彼女?の 鳴き声が茶室に響きます。 初夏の爽やかな風が吹く土曜日の午後、お友達と月一のお茶🍵の勉強会をしました。 掛け軸は、 中国の禅語 薫風自南来 この句は後に 殿閣生微涼と続きます。 薫風自南来  殿閣生微涼 庭や林を抜けて宮殿にそよぐ南風の涼しさは言葉に表せないほど心地よいものだ。宮殿に清涼がもたらされるようだ。 という意味だそうです。  軸の絵は八ツ橋図、燕子花(かきつばた) 季節の練り切りは、花菖蒲 先日練り切り教室第1回で習った花菖蒲を早速つくりました。 白と紫のバランスがいまいち揃ってないのはご愛敬😱 鶯は鳴く練習 私は練り切り練習 練習台になってくれた友達に感謝🙏 茶道具は 花菖蒲の練り切りから、菖蒲湯につながってそこから、 端午の節句 にちなんだものを選びました。、 花入れは ちまき籠 薄茶器には中棗 兜蒔絵 抹茶茶碗は鯉のぼりにしました。 さて、軸の燕子花、お菓子の花菖蒲とありますが、 あやめ、菖蒲、かきつばたの見分け方って?とネットで調べたら、 【アヤメ】花弁の根元が白と黄色、網目模様がある 草原や乾燥地で育つ 【ハナショウブ】花弁の根元が白と黄色、模様なし  湿地や湿原に生える 【カキツバタ】花弁の根元が白一色で模様なし  池や沼などの近くや湿地に自生 だそうです。 あやめとしょうぶは ユリ目アヤメ科アヤメ属 かきつばたは、 キジカクシ目アヤメ科アヤメ属 と微妙に違うのだわ そして、端午の節句の菖蒲湯に使う しょうぶは、ハナショウブとは全く別の植物だそうな。菖蒲湯や薬草として使うしょうぶは、サトイモ科に属します(近年の研究ではサトイモ科ともまた異なるとも言われています)。 芳香を持つ精油成分を含んでおり、葉や茎を傷つけると爽やかな良い香りがします。端午の節句の菖蒲湯は、しょうぶの名が「尚武」や「勝負」を連想させることが理由です。薬湯としての菖蒲湯につかることで、男の子がたくましく成長することを願います。 一足先に端午の節句気分、 鶯の声を聴きながら、美味しい練りきりとお茶を飲み、うんちくを披露したり、お点前をあーだこーだ確認しあったり、近況報告したり、で、14時からはじまった勉強会、気が付いたら18時30分を回ってました。