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洗い茶巾

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こんにちは 茶室香梅庵です。  昨日は姪っ子ちゃんと月一のお茶のお稽古 お稽古3回目だけど、洗い茶巾のお点前にしました 夏しかできないし、茶巾の扱いが点前にはいっているし、で一石二鳥  平茶碗に水を入れて、点前の途中で茶巾をしぼる 茶巾をお茶碗から出すときに水がしたたりおちると時のちゃぽんとした音が茶席に涼を添える。 音だけで涼を感じることができるのです。本当に 茶巾を絞って、建水に水をあけるときの ひたひたっ、という音がまた涼しげで、夏にかかせないお点前なんですわ。 茶入れは唐松なんだけど、花火に見立てて お菓子は、先日練り切り教室で教えていただいたハイビスカス 花入れは蝉籠、茶花は 猛暑の中唯一咲いてくれて半夏生 と翌日、蓮の花と朝顔が一斉に咲き出した。一日遅かった、、、。 姪っ子ちゃんにみせてあげたかったな。 姪っ子ちゃん何度も練習したので、茶巾の仕組みのしかたも分かったみたいだし、次のお稽古からは茶碗に茶巾を仕組むところから出来るね。 

朝顔につるべとられてもらい水

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こんにちは、茶室香梅庵です。 梅雨明け後にいきなり30度越えのとある日 お友達とお茶の練習会 お菓子は、先日練り切り教室でお教えいただいた 朝顔 朝顔につるべとられてもらい水ってことで、水指を鶴瓶にしました。 お濃茶は芳香円の緑芳、すっきり、緑を感じる爽やかな香りと後味でした。 茶入れは内海 薄茶は洗い茶巾のお点前 お軸は、よく夏に飾られる書の 瀧 の 元となる 李白の 七言絶句 日照香炉生紫煙 遥看瀑布掛長川 飛流直下三千尺 疑是銀河落九天 太陽は香炉峰を照らし、赤紫色の霧が立ち上っている。 離れたところから見ると、滝が長い川を立てかけたかのように流れ落ちている 滝の水は飛ぶかの如く三千尺を真っ逆さまに落ちていく もしかしたらこれは銀河の真上から落ちてきているのではあるまいか をそのままの表現したような水墨画の軸をかざりました。 花入れは蝉籠 木槿に金水引 静かな茶室に轟く滝の音、蝉の鳴き声が聞こえてきそうです。 夏を思いっきり堪能した練習会でした。 いらしてくださったお友達に感謝

夏障子

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 こんにちは、茶室香梅庵です。 先日夏障子を新しくしました。建具屋さんにお願いして、右と左の腰板の模様をかえて 重ねると新しい絵になるようなデザインを考えてもらったところ 右は波に麻の実の透かし彫り 左は月に向かって跳ねる兎を日本画の先生に描いていただき 重ねると、波兎になります。 簾の不思議なところは、 外からは中が見えませんが 中からは外の緑がよく見え、涼しげです 建具屋さんに、右と左をデザイン変えて、重ねたら新しいデザインになるって思いついた自分をほめてあげたいといったら、 波兎のデザインを考えたのは自分ですと訂正されてしまった。 夏障子の茶室はとても涼し気です。 日本の昔ながらの建築は風土にあっているなあと実感しました。 数寄屋造りの面白さを再確認した梅雨明けのとある日に、仲間があつまりお茶の練習会をしました。 つづく