夏障子

 こんにちは、茶室香梅庵です。


先日夏障子を新しくしました。建具屋さんにお願いして、右と左の腰板の模様をかえて

重ねると新しい絵になるようなデザインを考えてもらったところ

右は波に麻の実の透かし彫り



左は月に向かって跳ねる兎を日本画の先生に描いていただき


重ねると、波兎になります。

簾の不思議なところは、

外からは中が見えませんが



中からは外の緑がよく見え、涼しげです




建具屋さんに、右と左をデザイン変えて、重ねたら新しいデザインになるって思いついた自分をほめてあげたいといったら、 波兎のデザインを考えたのは自分ですと訂正されてしまった。

夏障子の茶室はとても涼し気です。 日本の昔ながらの建築は風土にあっているなあと実感しました。 数寄屋造りの面白さを再確認した梅雨明けのとある日に、仲間があつまりお茶の練習会をしました。 つづく


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