真の行台子

こんにちは、香梅庵です。 

梅雨の晴れ間の日曜日、今日のお軸は

松風颯々聲



桔梗口に紫陽花


香合の蜑小舟香合(あまのおぶねこうごう)で玄々斎五器の写しです。
蓋に 雪能花月裳清見屋田子之浦
   (雪の花月も清見や田子の浦)と書かれています。



側面の千鳥の蒔絵にちなんで、お菓子も水鳥

今日は真の行台子の練習会です。

四ヶ伝は3種、行之行台子は5種、真之行台子は7種の菓子をお出しします。点前の格の違いを菓子の数で表わしていて、上のお点前ほど菓子が多くなっています。

菓子を複数入れる場合、なぜか饅頭(特に薯蕷饅頭、蒸し物)が一番格が高く、饅頭と水菓子(果物)から入れます。水菓子(果物)は、茶の菓子として最初に用いられたので、必ず入れることになっているそうです。その他に棹物、金団、練切、焼き菓子(カステラなど)、蒸し菓子(蒸し羊羹など)、餅(桜餅など)を用います。

今回、紫陽花の金団、水鳥の練り切り、シイタケの柿の葉寿司、こしあんから作った水ようかん 4種を自家製、それに 先日いただいた青木万年堂の高尾山絵図、梅の甘納豆、水菓子は晩柑 計7種にさせていただいた。



風炉は電気炉で釜も練習用の正式な真の行台子の道具ではないけど、お友達とのあーだこーだの練習会は楽しくてあっという間に時がたってしまいました。



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